辻成尚(つじなるひさ)新校長先生よりご挨拶文をいただきました!!
日頃より本校教育の充実・発展のために、深いご理解と多大なご支援を賜り、心より感謝申し上げます。とりわけ、卒業生の皆様が各界で活躍されていることは、生徒の将来の目指すべき理想として大きな励みとなっているところです。
令和4年4月に津高等学校第24代校長として着任いたしました辻成尚(つじなるひさ)です。よろしくお願いいたします。歴史と伝統ある本校に勤務できますことを誇りに思っています。
さて、本校は現在、各学年8学級、約960人の生徒が在籍しており、目指す学校像として、「『自主・自律』の校訓のもと、高い知性と教養を持ったリーダーが育つ学校」を掲げ、日々の教育活動に取り組んでいます。授業では、対話的学びを通して論理的に考える力や他者を理解・受容して自分の考えを発信する力を育むなど、主体的に学ぶことにより真の学力を身につけることを目指しています。また、電子黒板機能付きプロジェクタに加え、本年度の1年生からは一人一台端末を使っての授業が本格的にスタートしており、ICT機器を効果的に活用した学習活動が進められています。
2007(平成19)年度に文部科学省から指定を受けた「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」は16年目を迎えており、全校生徒が3年間にわたる探究活動に取り組み、研究テーマの設定から研究の計画、実験・調査、結果の分析、論文作成を進めています。また、台湾の高雄市立中山高級中學との交流活動も行っています。
この2年余りの間、新型コロナウイルスの影響で多くの教育活動に制限を受けてきたことは、本校も例外ではありませんが、津高等学校は引き続き、感染防止のために「今しなければならないこと」を確実に行い、「今できる教育活動」にしっかりと取り組んでいきたいと考えています。
今後とも、津高等学校のさらなる発展のために尽力して参りますので、同窓会の皆様方におかれましては、母校の教育振興のため、変わらぬお力添えを賜わりますようお願い申し上げますとともに、津高等学校同窓会のますますのご発展と皆様のご活躍を祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。